著者の名前

編集者

岡田 孝士

こんにちは、『明治生まれの靴博士』編集部の岡田です。

革靴から財布などの革小物、メンズファッション全般の記事を執筆しています。

現在は編集者として、
取材や記事の執筆を仕事としています。

これまでやってきたこと

編集者になる前は、ブランド運営側の仕事をしていました。

  • 創業100年以上の老舗バッグ屋で、メンズブランドの立ち上げ
  • 職人系財布ブランドで商品企画からWEBディレクションまで横断的に担当
  • 紳士服店での販売
  • etc…

    工場にお邪魔して職人さんからお話を伺ったり、
    ブランドの当主の方とも直接お話ししながら仕事をする中で、

    ものづくり最前線の想いをもっとみんなに届けたい

    という気持ちがつよくなり、ブランドからの発信ではないカタチを探しはじめ、現在に至ります。

    余談:道具を創る職人さんたち
    いかんせん、職人さんは多くは語らない人が多いのです。
    この縫製はどうやっているんですか?と聞くと、
    「普通の針じゃできないから、自分たちで針を作ったんだ」
    なんて返答も珍しくありません。
    それを聞くたび私は、
    「そんなすごいことしてるのにみんなに伝わってないの!?ああ!なんてもったい無い!」

    という気持ちになったものです。

    また「手前味噌ですが」なんて言葉があるように、こういう話は意外とブランドからは言いにくいよなぁというのも感じていたところでした。

    つらつらと自分語りをしてしまいましたが、
    「安心して選べる」
    「ラクなのにかっこいいアイテム」
    「次の欲しいが見つかる」
    な記事をモットーに。
    努力目標として「明日誰かに言いたくなる小話」も交えつつ、
    日々、物欲を刺激されながら記事を執筆しています。

    みなさん、よろしくお願いいたします。

    筆者の近況

    父から譲り受けたローファーにクラックができてしまったので、これはいい機会だと、いつも靴磨きをお願いする近所の修理屋さんに「チャールズパッチ」を施してもらいました。

    チャールズパッチとは
    履き皺などで起きるクラック(ひび割れ)した部分に革(パッチ)を当てて再生する手法。
    イギリスのチャールズ国王がこの手法で、一足を大切に履かれていることから、この修理に「チャールズパッチ」という名前がついたそうです。
    「いいものを長く大切に使う」。素敵な考えですね。
    筆者・岡田の私物の革靴。履き皺にクラックが入ってしまったので、「チャールズパッチ」を施しました。
    左足側面のツギハギがチャールズパッチ。ムラ感に合わせて当てる革を染めてくれたそう。助かります。

    父が新婚旅行の際に購入した靴だそうで、けっこう年季が入ってますね。大切に履いていきたい一足です。

    執筆記事
    先日はご縁があり英国王室御用達ブランドの新作発表会にお邪魔してきました>>

    筆者がトリコになったヌメ革財布を紹介している記事はこちら>>