“Craftsmanship since1872”では、大塚製靴の持つ靴作りの技術や素材についてご紹介致します。
「なぜその技術が良い靴を作るために必要なのか」という点から、技術や素材はただ単純に“難しいから価値がある”“希少であるから価値がある”のではなく、良い靴を作り上げるためにそれを使うことが必然であったという事実をお話していければと思っております。


 
それは呼び名の通り、溝(“チャンネル”と呼ぶこともある)を掘り起こす作業である。【だし縫い】(靴の底を縫い合わせること)の際の縫い糸は…   OTSUKA M-5 Onlineの靴は、全てグッドイヤーウェルト製法によって作られている。その製法にこだわる理由は…

 
機械の登場によって工業製品は大量生産が可能となり、靴もまたオートメーション化の対象となったけれども、靴作りにおいて“手縫い”が消え去る事は…   矢筈とは一般的に、矢の一端の弦にかける部分(矢尻の反対側)の事を指す名称である。しかし革靴において【矢筈】と言った時には、それは本底の…

 
靴屋として、このデザインをラインナップに加えないわけにはいかない。それがフルブローグだ。製甲(甲の部分の縫製)に最も職人の手間が…   明治維新は、我々日本人にとって非常に大きなターニングポイントであった。一連の改革を無血で達成し、奇跡の改革とさえ言われた…

 
縫い割りとは、アッパー(甲革)を縫製するときの手法の一つである。 縫い合わせたい二枚の革の表と表を合わせて縫った後、   大塚製靴が靴を製作し始めた明治初期、西洋靴は非常に貴重なものであった。 日常的に履くことよりも、むしろ着用すること自体が一種のステータス…

 
ソール(sole)。正式名称は「表底」と呼ばれる。表底は足と地面との間にあって足を保護する緩衝材である。もともと地面…   ワンピース。接ぎ(はぎ =革と革をつなぎ合わせたもの)を持たず、一枚の革のみを用いたものという意味である。一枚の革のみでタンや…

 
OTSUKA M-5の靴には、ナチュラルカラーの革を用いて木型に釣り込み、靴の形になった後で、職人の手による染めの工程が…   スキンステッチとは、“革の内部を手で縫い通す”縫製の技術を称する。 靴の製作において、革のパーツとパーツを繋ぎ合わせる時や、・・・

 
ふと疑問に思ったことはないだろうか? “足元をいかに美しく隠すか”、という考えから生まれたこの靴は、製靴の歴史の中で生まれた   19世紀後半から20世紀初期にかけて、一世を風靡した靴 ― ボタンブーツ。靴はその原型となる、木型(ラスト)に革を釣り込んでその形になる。しかし、木型は…

 
スキンステッチとは、“革の内部を手で縫い通す”縫製の技術を称する。 靴の製作において、革のパーツとパーツを繋ぎ合わせる時や…   だし縫いとは、アウトソール(表底:地面に直接触れる一番外の底)とウェルト(細革:靴の一番側面に位置する、細い帯状の革)を縫い付ける意匠である。…

 
God is in the details(神は細部に宿る)。かつてある建築家が残した言葉である。一つの建造物を作る時に全体だけ美しく作ろうとするのではなく、…   “一流”と呼ばれる製品には様々な条件があるだろう。優れた性能を持つモノ、美しい外観をしているモノなど、その条件は多岐に渡るだろう。そうした条件の一つに・・・

   
靴とは外部環境から足を保護するために生み出されたものである。はじめは機能性が求められていた靴も、やがてファッション性へと移り変わっていく・・・